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なりたいものになっていく

 ここ最近のクライアントさんたちを見ていてよく思うのは「人はみんななりたいものになっていくものだなぁ」ということ。時期がくれば放っておいても自然と花が咲くように、なりたいものへと変容していく。

 

 自分がどうなりたいのか、明確なビジョンを持っているということは、ブレずに自分らしく生きていくために大切だと思う。物事を極めるにはだいたい1万時間かかると言われている。日々の生活を維持しつつ、1万時間も投入しようとすれば、どうしたって10年はかかる。10年後、自分がどうなっていたいのか、そこのところをハッキリさせて、今から種を蒔いておいた方がいいだろう。

 

 レストランに入っても注文をしなければ何も出てこない。そんなの当たり前。なのに、人生に関しては、具体的なオーダーを出さずに「何かいいことがあるといいな〜」みたいに漠然と考えてるだけの人が意外に多い。レストランに入って「お腹空いてるし、何か美味しいものが食べたいな〜」と思っているだけでは何も出てこない。店員さんを呼んで「五目焼きそばと春巻きを下さい」とかハッキリ口に出して言わないと! 

 

 同じ場所に居て、同じ事をしていても、それぞれ自分の中に取り入れるものが違う。無意識に情報を取捨選択し、自分が焦点化している事に関するものが集まってくる。そこのところを明確に意識し、周りにも宣言しておく。「オーダーを出しておく」というのはそういうことだ。それによって、さらに多くの情報が自分の下に運ばれてくることになる。現代において情報は力となる。必要な人間関係もつながっていく。

 

 人が進化・成長するときには、challengeとwillとsupportの3つが必要と言われている。challengeは何としても乗り越えなければならない試練が与えられている状況。willは何としても自分をバージョンアップさせたいという強い意志。supportはその人の変容を支え助ける周囲の人々や家族、セラピスト、コーチ、リソース、環境など。この3つがパチッとそろった瞬間に花が咲きはじめる。

 

 「supportなんかいらない、自分の努力だけで何とかする」とがんばる人もいるが、人は無意識に「変わらないためだったら何でもする」くらいの勢いで、変わらないことを選んでしまう。古い自分を死なせて、新しい自分に生まれ変わるという変容のプロセスに身を投じることは大変な恐怖である。無意識にそこを回避して、本来進むべき成長の道とは見当違いの方向で努力を続け、エネルギーと時間を費やすことで安心してしまう人も多い。だからこそ、いまの自分の状態を客観的にみてフィードバックしてくれる鏡となる第三者のsupportは必須となる。

Shima * Life * 10:35 * - * - * pookmark
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